さして根拠もなくマスクの着用を緩和して、5月8日をもって5類への変更を強行するだけでなく、新型コロナウイルスによる死者の発表を2ヶ月後にするという策謀がすすんでいるそうである。何度となく国民を罹患させようというのが基本的な方針になってから、事態の隠蔽が大きなテーマになっているのに不思議はないが、既に大幅に増加している超過死亡の数字が覆い隠された死者の群れを示唆することになるだろう。
直近の抗体保有率が国民の4割を少し越えるくらいである以上は、第9波は遠からず到来して再び病床を埋めることになる。その最中、5類感染症への移行など正気とも思えないが、これがジャーナリズムの壊死した国の末路ということであろう。そしてこの数日、感染確認は再び増加傾向にある。