鵼の碑 ようやく『鵼の碑』に着手したのだけれど、講談社ノベルス自体、ほとんど17年ぶりに読むのではないかという感じもあって、分厚くて小さな字の読書に過ぎた時の永さを知る。いや、紙の本で読むべきという考えはあるのだが、体がついていかない。 この日は引き続き、夏の陽気で日中の気温は30度を越す。これまでなかった気候であるのは違いない。