ベイズ またまた研修で夜、東京から帰宅。シャロン=バーチェ・マグレイン『異端の統計学 ベイズ』を読んでいる。ベイスの定理をめぐる異様に稠密な人間模様と、制圧的な頻度主義との論争を書き連ね、それはそれで面白いのだけれど、ベイズ推定の基本的なところを迂回している印象もあって、なんだかバランスの悪さを感じなくもない。しかし、とにかくよく調べたものである。読み物としては面白い。