1993年に開始された初代『クローズアップ現代』の30周年を記念した番組に、国谷裕子氏が出演していて、このところの安倍派放逐の背景にある何がしかのパワーバランスの変化を感じる。このひととき、正義は回復された。敵の敵は味方ということであれば、それがなんであれ味方ということになる。ひょっとした最近、報じられた不祥事の発覚とそれに関連する人事さえ、一連の「正常化」の一部ではなかろうか。
『時をかけるな、恋人たち』の最終話を観る。最後はツジツマ合ったというよりは、ややオープンな終わり方ではあるけれど、上田誠らしい全体の雰囲気は悪くないドラマだったと思うのである。まぁ、吉岡里帆が最高。