Vaundy

このところVaundyばかり聴いている。サビが待ち遠しくなる巧妙なメロディラインというような評を読んだことがある気がするのだけれど、なるほどと膝を打ったものである。配信の時代のことだから、ペースの早いシングルでのリリースを続けているけれど、名曲ばかりという気がする。わけても当方の年代だと『瞳惚れ』『踊り子』あたりは新しくて懐かしいので、つい聴き込んでしまう。で、新曲の『タイムパラドックス』もなかなかいいのでヘビロテ中。

『光る君へ』は第2回にして幼少期を脱し、しかし主要キャストが実年齢を大幅に下回る10代前半を描く。「成長著しい金剛」からこっち、それは楽しむべきことと承知しているのだが、まぁ。史実を持ち出すような世界ではないので、脚本家の関心を中心に編まれるだろう物語の方向が垣間見えるこの序盤の雰囲気は悪くない。