『団地のふたり』を観る。相応に古びてはいるけれど、間取りの広い昭和の団地に住む元神童の大学非常勤講師を小泉今日子。その幼馴染で売れないイラストレーターが小林聡美で、明かりの少なくなった団地を舞台にした日常が題材となっている。
そのキャスティングと設定だけで楽しみにしていた9月スタートのドラマだけれど、導入はやや説明が過ぎるセリフが続き、どうなることかとかなりハラハラしたので、もう少し経過をみる必要がある。そこまでセットアップを急ぐ必要がある話だとも思えないのだが。とはいえ、昭和を生きた55歳の小娘の話であれば、間違いなく当方は想定視聴者の中心にいるという自覚がある。