この日、東京市場は大きく調整して1,900円を超える下落。新たな内閣では、これまで日銀の独立性を牽制してきた政治の重しが除かれるという思惑が金利の上昇を織り込んできたという説明だが、正常化に向けて不可避な調整であればどこで起きても不思議はないものには違いない。経済に対する政治の役割は、もともと金融政策以外の場所で発揮されるべきだろうし、中央銀行の独立性というフィクションを守ることさえできない政体が、民主主義の擁護などできるはずもないのである。
この日から朝ドラでは『虎に翼』に代わり『おむすび』が始まっているのだけれど、観るかどうかはまだ決めかねている。これまでの予告を見る限り、興味を惹かれる要素がないので。