アニメの放送が始まった『ダンダダン』の第1話を観て、これは最高だとなっている。手際の良い話の展開は原作の手柄によるところが大きいとしても、アニメーションでしかなし得ないこの表現の面白さは、クリエーターに賞賛を送るほかない。あらゆる表象の変化を経て、なお同じキャラクターと同定することができる認識の不思議と、隠された名前が物語の構造を解き明かす。生成AIが最後まで理解しないことのひとつは、このような世界の捉え方であろう。
Creepy Nutsの新曲にのせたオープニングからエンディングまで終始、感心していたのである。もちろん無茶苦茶、面白い。