記憶の深層 岩波新書で高橋雅延『記憶の深層』を読む。内容は素人向けに平易に書かれた記憶研究の知見だけれど、いわゆる知的生産性の方法とは多くの共通点があって興味深い。蓄積と連想がクリエイティビティを生む。アウトプットが蓄積を強化する。蓄積の変化を認識するのは困難な一方で、複利的な増え方をして大きな差を生む。方法とそのプロセスに着目した話が好きなのも、生産性マニアの宿痾という気がしなくもないとして。 朝はかなり冷え込むようになり、家人は体調を崩して寝込んでいる。