Netflixで配信の始まった『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』の第1話を観る。ルーマニアを進軍するジオン軍は連邦軍の待ち伏せを受け、これを支援するザクが上空からパラシュート降下する。CG映像であるには違いないけれど、タンクを蹴り上げ行進するザクみたいな見応えのあるカットもあったりして悪くない。よくみると、兵士のモブがみんな同じ顔をしているみたいなところはあるとして、人間はともかく、モビルスーツの描写とCGは当然のように相性がいい。1話24分程度の6話シリーズというのもちょうどいい感じ。
Month: October 2024
Kindle
クリスマス商戦に向けてKindleのラインアップが追加されている。今や電子ペーパーの端末では唯一のメジャーブランドということではないかと思うのだけれど、技術的な進歩もアピールしている感じで、これには頑張って欲しいと思っている。ScribeにNotebook Designというラインが加わって、微妙だった書き込み機能のユーザビリティが改善されているらしいので、思わずポチりそうになったけれど、例によって12月発売の先行予約というステータスらしいので踏みとどまる。
公示
この日、衆議院選挙が公示される。地元の選挙区は自民党大臣経験者と共産党候補の一騎打ちの様子だけれど、以前、民主党が大勝した選挙からの差分で考えると、自民党候補は同一人物が歳を重ねて老人といってよい年代となっており、野党は統一候補となったというより、立憲民主党が新人候補を立てることができずに結果として一本化された雰囲気があって、ある意味でこの国の政治の現在地を示しているのではなかろうか。
iPad miniが第7世代に更新されて予約が開始される。Apple Intelligenceへの対応が目玉のアップデートだけれど、その機能が日本語対応されるのは来年のことなのである。それどころか、英語で利用するのもiPad OS 18.1のリリースを待たなければならないところなのだけれど、してみるとこの発売である10月23日には、iPad OSのアップデートも行われるということなのであろう。
初恋の悪魔
Amazonプライムで『初恋の悪魔』を観ている。坂元裕二の脚本で、このキャストからなるドラマであるからには、かねて観たいと思っていたのだけれど、いや何で観てなかったのかと自問したくなるほどに面白い。10話完結のシリーズなのだけれど、止めどころがわからない。松岡茉優と仲野太賀、林遣都と柄本佑というコアキャストだけではなくて、ずいぶんと役者が揃っているし、ストーリーとセリフで思わず見入ってしまうのも、やはり坂元作品であるからということであろう。
自分らしくいれば、いつか未来の自分が褒めてくれる。からの猟奇的展開。からの、感動的着地に手もなく感動する。林遣都のファンにならざるを得ない。
オットーという男
『オットーという男』を観る。トム=ハンクスが偏屈な独居高齢者の役回り。もちろんトム=ハンクスの仕事は揺らぎなく見応えがあって、であるがゆえに独居老人と表現するにはやや違和感がある。とはいえ、その年齢を調べてみれば68だというから、設定通りと言ってもいい歳なのである。そういえば『ウルフズ』のジョージ=クルーニーもブラピも既に還暦を過ぎているのだから、まぁ、そういうことだ。監督のマーク=フォスターは好きな監督のうちのひとりだけれど、この映画も悪くない。猫のパートは、何かを暗示しているのかと思うくらいにひどいとして。
ウフルズ
Apple TV+で『ウルフズ』を観る。ジョージ=クルーニーとブラッド=ピットが共演している贅沢なクライムコメディで、日本での公開が急に中止になった経緯もあってApple TV+としては今年の注目作ということになる。一匹狼のフィクサーが、心ならずもコンビを組んで事態の収拾にあたることになる一夜の物語。原題がwolvesでなく『Wolfs』なのはローンウルフであることに由来するのであろう。カコイイ。
二人の掛け合いは特に珍しいものではないけれど、やはり波長が合っているという感じ。アクションや銃撃戦ではなく、やはりそこを楽しむ映画ということになる。ジョン=ワッツ監督の手になる脚本そのものは、どこか手際が悪い感じがして、らしくない気がするけれど、見せ場はきっちり作ってあって既に続編の製作も決まっているらしい。十分、楽しめる。
オトノケ
『ダンダダン』が気に入ったのでCreepy Nutsの『オトノケ』がヘビーローテーションに入っている。10月改編にともない、主題歌としてアニメとタイアップしたJPOPの新曲が大挙してリリースされていて、このあたりの共生関係はすっかり定着した感じがある。
日本は衆議院選挙に向けた候補者擁立の動きのなかにあって、政権与党の勢力争いの結果としてレイシストが比例区出馬を断念することにもなっている。これを駆動したのは倫理ではないというのが、この国の現在地である。