ランズエンド

『ランズエンド』を観る。久しぶりにポール=ベタニーの主演映画だけれど、成り行きで罪を犯して追いつめられる刑事の役。『アイアンマン』のジャービスのほかは、こんな感じの神経がささくれた役柄が定着している印象で心配といえば心配。マーク=ストロングがまたしても出演していて、こちらは相変わらずちょっと渋い。
痴呆の父と兄弟の刑事の話だけれど、罪が露見しそうになるサスペンスで引っ張った上の落としどころは、キャラクターの作り方とよく馴染んでいて上手い下げとなっている。とはいえ、全体に重くてちょっと疲れる。

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