『シロメ』を観る。白石晃士×ももクロという趣向のジャパニーズホラーで、例によって心霊特番風の作風に、Zとなる前のももいろクローバーが主演している。ドキュメンタリー風であるからには、役が付いているわけではないので、作中でフルの自己紹介がみられるという珍品であり、都市伝説のシロメ様に「紅白に出たい」という願をかけにいくというあたりが今となっては妙にリアルだし、早見あかりも出演していて微妙に馴染まないオーラを醸し出しており、ある意味で脱退の真相を示すことになっているのでよく考えるとシャレにならない。長すぎてダレるというあたりも実に特番風で、あと20分は短くてもよかったのではあるまいか。