マシンガン・パニック/笑う警官

『マシンガン・パニック/笑う警官』を観る。1973年の映画だけれど近年、DVD化されたもので、今にしてみるとソダーバーグがドキュメントタッチでとった映画のような雰囲気があって、かえって面白い感じ。90年代なら退屈だと思ったに違いない。
言わずと知れたシューヴァル&ヴァールーの小説が原作だけれど、舞台はストックホルムではなくサンフランシスコに移されていて、主人公をウォルター=マッソーが演じている。『フレンチ・コネクション』風味ではあるものの、70年代前半の価値観の衝突と殺伐としたやりとりが妙に新鮮で、たまにはこの時代の映画も悪くない。

2013-08-24 14-36-27