マツコの知らないCMソングの世界は、紅茶を淹れてみるのが作法。それも、ちょっといいやつ。などとマニアックな事前演習をしつつ『逃げ恥』の第7話。下げたり、上げたり、下げたり、もちろん引き続き面白いことになっていて、恋するガッキーは当然のことながらひどくかわいいのだけれど、平匡てめーはダメだという感想しかない。いや、平和だね。
これは原作のあのへんとあのへんから来ているエピソードだと思うのだけれど、いったいテレビではどうするのかと思っていたあれこれを、役者の演技が引き立つシーンへと、さすがにうまく再構成してくるものだなとその手際にやっぱり感心している。そして前回と今回を演出している金子監督が因縁浅からぬ松本深志高校の出身、しかも早稲田ということまで知ってしまうあたり、我ながらハマりぶりがやばい。