『デリバリーお姉さんNEO』がいい感じなので、深夜ドラマというものにも再評価の気運が高まっていて、『女囚セブン』を打診買いをしてみる。剛力彩芽はつい最近『レンタルの恋』で似たような無表情を見せていた気がして、毎度こんな風ではちょっと気の毒ではないかという気持ちが先に行くけれど、個性派揃いのキャストは悪くなくて、特に宍戸美和公の刑務官がなかなか。そして脚本が西荻弓絵というのが目を惹いて、『ケイゾク』を懐かしく思い出したけれど、そういえば『SPEC』あたりを全く関知していないので、この人の仕事を知っているのも20年前までだということに思い至り、そのことに震撼する。