ボーラー 狙われた暗殺者

『ボーラー 狙われた暗殺者』を観る。Netflixオリジナルで、マッツ=ミケルセンが引退間近の殺し屋の役。凄惨なシーンの一方、変調のかかったコメディパートもあったりして、ちょっと『スモーキン・エース』みたいな雰囲気は殺伐としていて悪くない。
無敵の暗殺者としての立ち回りに拷問で痛めつけられるお約束を経て、最後は隻眼となり、バタバタと敵をなぎ倒す見せ場に至るマッツ様のヴィジュアルに奉仕する作りで、まず、正しく需要を捉えてた映画というべきである。悪くないのだけれど、犬の扱いは如何なものか。