Falcon 9

午前3時半に目が覚めたので、そのまま起きて4時半前、クルードラゴン打ち上げのライブ中継を見る。宇宙開発の民間委託については是非もあろうが、ロケットはただ天を裂いて飛ぶ。宇宙ステーションへの到着自体は歴史に残る偉業とうわけでもないだろうけれど、切り離されたFalcon 9のブースターが予定通り、事もなげに回収船に着陸する動作には何度見ても驚きがある。これが商業化された宇宙開発の達成だとすれば、その経済的合理主義は間違いなくイノベーションを実現しているのである。同じような金の使い方は本邦では全く期待できず、マスク2枚の配布と同様、不透明な不落随意契約の果てに何事も為されず終わることだろう。