飽和

大阪は月曜日だというのに600人を超える新規感染確認となっていて、今週のどこかでは1,000人を数えることになるだろう。東京もそれを追うかたちで極端な増加が現出し、再び治療を受けることもできずに亡くなる例が増えるに違いない。検査の飽和傾向が見える頃には自主的に家に籠る人間も多くなるだろうけれど、変異株の実効再生産数を抑え込んでいくには厳格なロックダウンに準じる人流の減少がなければならないというのは既に見えていることだと思うのである。しかるに、現在の中途半端な状況は何なのか。