Netflixで『アーミー・オブ・ザ・デッド』を観る。ゾンビ映画を148分もの尺で作ってしまうとは、さすがザック=スナイダー。エリア51から搬出された怪物がラスベガスをゾンビの街に変え、いろいろあってエリアごと隔離されるまでがオープニングタイトルの中で語られる。本編はつわもの達が集って、この街への潜入脱出作戦を決行するというストーリーで、派手だけどもちろん長いし、こいつはどういう死に方をするのかという興味だけで観る映画と言えなくもない。『エイリアン2』へのオマージュがいろいろ入っているのは、どういうことなんだろう。
IOCは感染の状態がどうであれ、オリンピックの開催を強行する構えを改めて示している。緊急事態宣言下の開催といえば、そもそも招致からしてそうであり、この国は10年来、原子力緊急事態宣言の下にあるのだ。COVID-19は政府と五輪の醜悪な側面を可視化しているに過ぎず、その性根はあまりにも腐っているので自ら腐臭を放たずにはおかない。徹底検査で安全なオリンピックが保障されるのであれば、無論のこと国民の生活もそうなのだ。