Netflixで配信の始まった『カウボーイビバップ』の実写版を観る。日本では英語のキャプションが演出として使われるのと同じことなのだが、日本語がタイトルバックに流れ、ついそれを読んでしまう違和感はあるとして、制作側のリスペクトが伝わってくる丁寧な作りで、ジョン=チョーのスパイクも慣れるとそれっぽくて悪くない。何より、UHD 4Kの画質は素晴らしいもので、大画面で楽しむべきコンテンツであろう。何でも実写にすればいいものではないと思ってはいたのだけれど、ストーリーもほぼオリジナルをなぞる忠実さで、コスプレの楽しさもあって、基本的にファンの仕事ぶりなのである。まぁ、よろしいのではないだろうか。