後日改めて伺います

PEDROが11月17日にZepp TokyoでやったライブがYouTubeでプレミア公開されていて、月が改まれば無期限活動休止なのだとしみじみ思いながらこれを観る。Zepp Tokyoも今年で閉鎖ということであれば、一期一会という言葉を想起せざるを得ない。『透明少女』を歌った動画は今でも時々観るのだけれど、アユニ・Dの成長ぶりはどうだ。同名のアルバムは全曲、作詞・作曲を手掛けているというから、大したものなのである。

コロナ禍のライブは昨今の感染確認の減少を受けて人こそそれなりに入っている様子だけれど、マスクはもちろん装着のうえ、客席からの声はほぼ聞こえず、幕間に拍手というスタイルで観客もやけに行儀がいい。それに呼応して、ほとんど切間なく楽曲が続く構成もパンデミック仕様とみえなくもなく、興行が乗り越えてきた歳月の重みを思う。