このところ気象庁の地震情報を眺めては、トカラ列島近海を震源とする地震の頻発を確認して震え上がっている。昨日あたりからは伊豆大島近海もこれに加わり、さらに北陸も共鳴し始めるという様子で、プレート境界における各地の活動はこれまでになく活発化している。頻度でいえば、東日本大震災当時を上回る活動となっているようである。インドネシアにおける噴火活動も伝えられているのだが、言うまでもなくこれらはすべてつながっていて、しかし、複雑系の連鎖の果て、このまま沈静化するのか、ブラックスワンとなるのかは予想がつかない。
同じ日、日本海のズワイガニが記録的な不漁というニュースがあって、そのままパニック映画の導入のような状況ではあるけれど、無論のことより大規模で緩やかで認知の困難な気候変動の影響と捉えて心配すべき事柄であろう。