欧州議会でリモートで演説したゼレンスキー大統領はこの日、フリーダムスクエアに着弾した2発のクルーズミサイルは自由の代償だという。ウクライナはEUへの加盟を申請し、スイスはロシア要人の資産凍結を発表、隣国は空軍がもうひとつできるほどの戦闘機を提供する。ヨーロッパの勢力図はプーチンの意図しないかたちで描きかわりつつある。
鹵獲した戦車の操縦法がTikTokを使って拡散され、モスクワではApple PayやGoogle Payのサービスが停止されたことで、地下鉄の券売機に長い列ができたそうである。このような世界がやってこようとは。現時点では事態がどこに向かうかは見通せていない。ウクライナへの侵攻が実際に起きた同じ理屈で、戦術核兵器の使用もないとは言えないと専門家は言う。