このところ夕食を食べるときに『SPYxFAMILY』をコツコツ観ていたのだけれど、とうとう配信最新話の第11回に追いついてしまう。原作のマンガも読んだことはないので、どういう話かも知らなかったのだけれど、キャラクターへの依存の大きな話は害もなく確かに面白い。アーニャの顔芸によって喚起されるマンガ固有の面白さが好きである。
このところ原発の国家責任、同性婚、入管問題などで、司法の硬直と異常を浮き彫りにするケースが目立っている。積み重ねてきた法理が、保守傾向のある政権勢力におもねたような判断を導くのであれば結局のところシステムの不全によってこの国は衰退する。そこに腐敗があるのなら、それこそ真正の腐敗であって救いがない。どういう国を目指すのかという政治の意志の再確認なくして、これを変えていくことはできないだろう。