このところドタバタしていて、いろいろが行き届いていないのだけれど、Netflixで配信の始まった『生まれ変わってもよろしく』をなんとなく見始めてしまう。どことなく『ハリー・オーガスト、15回目の人生』を思い起こさせるけれど、しかしこちらは時間が巻き戻るわけではないし、時間も順方向にしか向かわないシンプルな転生ものではある、よく考えると。
Studio Dragonの得意が詰まった演出で、ロマンスでもあり、財閥ものでもあり、典型的な韓国ドラマの要件を備えている。『梨泰院クラス』での敵役のイメージしかなかったアン=ボヒョンが、それこそ生まれ変わった感じに好青年で、主人公のシン=ヘソンもキャラクターが立っており、今のところ特に事件があるわけではないのに結構、面白い。