NHKのドラマで、少し前に評判になっていた『大奥』を観る。原作はもちろんよしながふみの漫画。シーズン1は全10話だけれど、既にシーズン2が決まっていて幕末までを描き切るという。いろいろ力が入っている作品で、もちろんよく出来ているのだけれど、徳川吉宗を冨永愛というキャスティングがあらかたを持って行く。カッコいいのである。構成からして原作に忠実な雰囲気で、愛が感じられて、幾度となく実写化されてきた同作の新たなメルクマークという感じ。面白い。
この日、専門家の会合が開かれ、コロナの感染状況はXBB1.16の割合が増加しているらしいことが確認される。いわゆる免疫逃避性能の高い変異株が今年の夏の流行をつくり、膨大な感染者からは多くの死者が生まれることになる。どうやらこの会合の結論は傍観ということだったようだが、それでよろしいか。