グッバイ、レーニン!

『グッバイ、レーニン!』を観る。ドイツの映画を観ることはほとんどないのだが、立派なものである。簡単に笑ってはならんという状況をキチンとした覚悟で描いており、なにしろドイツでしか撮れない物語で背骨がしっかりしている。レーニンと目があってしまうシーンは圧巻であり、映画史上最も存在感のあるレーニンといえるかも知れずとにかく印象に残る。