トゥー・フォー・ザ・マネー

『トゥー・フォー・ザ・マネー』を観る。アル=パチーノとマシュー=マコノヒーというキャスティングだけでも結構な押し出しなので殺伐とした内容を予想したのだが、意外としっかりとしたドラマが構築されていて見応えがある。例によって事実に基づいた物語というやつなのだが、DVD特典には主人公のブランドン本人がインタビューに出ていて、こいつのあざとさが面白い。映画の登場人物と異なり、とんでもない図々しさで、やっぱり映画は映画なのである。