最近は朝も明るくなるのが早く、5時過ぎには起きて犬の散歩に出かけるので何だか一日が長い。とはいえ特段、目立った生産活動をするわけでもなく、近所の農協に農業用資材を買いにいったり、本を読んだり。日が暮れて、ビールで晩酌の悪癖が定着しつつある。図書館でまとめて借りてくる本の打率がめっきり落ちて、途中で投げ出すものが5割に近くなっているような気がする。熱心に読むようなものはあらかた片づいているということもあるが、人生も折り返し点を過ぎれば、面白くない本を読んでいる暇はないのである。いわゆる「中年の危機」の典型的症状だが、一方では相変わらず時間をすり潰している。