252 生存者あり 『252 生存者あり』を観る。多少金のかかったパニック映画であれば、何でも観ようというのである。しかしこの脚本、この垢抜けないマンガ風の演出はいかがなものか。細部がテキトーなので全体のリアリティを揺るがしており、表現はあまりにも直截で全体に馬鹿っぽい。役者は概ね大根で、頑張っているのは子役と救助犬のみという感じなので、感心するところがない。高潮のシーンは『デイ・アフター・トゥモロウ』っぽくて期待したのだが、結局のところ、そこまでである。やれやれ。 共有:TwitterPrint