『チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室』を観る。主人公はロシア出身のアントン=イェルチン。J・J=エイブラムスの『スター・トレック』であの印象的なパーヴェル・チェコフを演じた若手で、平凡と言えば平凡な顔立ちながら先が楽しみな存在感である。何だか大物になりそう。物語は公立校に転校することになったお坊ちゃんがしたたかに成長するという内容で、トイレの個室を相談室にしてしまうというタイトル通りの不思議な展開があって、それなりに面白い。校長がロバート=ダウニー・Jrで、ガールフレンドの父でもあって、薬物摂取の過去を告白したりする。シャレにならないが結構、熱演。登場人物のキャラは総じてたっているしで、佳作。