またしても雪である。かなり本格的な降雪であって、湿り気は多いが20センチ近くも積もる。
「密約」というのはその存在を認めれば密約としては機能しない。「密約を認定」というニュースが流れていたので、密約を密約としてきた政治外交的状況に変化があったのかと、ほんの一瞬、思ったのだが、もちろんそんなことはなくて、過去の政権の悪事とばかり、現外務大臣が意味合いのよくわからない記者会見をしただけという話。そもそもその密約が「黙認」という性質のものである。この論理的帰結として、「現政権は核搭載の有無を確認しないのか」という質問を野党が行い「非核三原則があるので確認の必要はない」という旧来の回答を与党側が行うという茶番的状況が現出するはずだと思うのだが、この政治的意味を民主党はどのように評価しているのであろうか。いやはや。