『バレンタインデー』を観る。バレンタインデーの一日に起こる恋愛模様を題材にした、いわゆるオールスターキャストのロマンスで、どれくらい豪華キャストかというとアシュトン=カッチャーがジェシカ=アルバにプロポーズするところから始まるのである。後は推して知るべし。監督は『プリティ・ウーマン』のゲイリー=マーシャルで、ジュリア=ロバーツも登場してロデオ・ドライブでの買い物を話題にしたりする。パトリック=デンプシーが心臓外科医の役で出てきたり、全体に先行作品からイメージを頂いている感じもあるのだが、それぞれに見せ場があって、それなりに良くできている。アン=ハサウェイも芸域が広がってきた感じ。『恋するベーカリー』に引き続き、登場人物が全員ブラックベリーを使っており、MacBookのユーザーでもあって、セレブのコードというのもかなり画一的になってきた様子である。