『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』を観る。同名のゲームを原案にしているが、ブラッカイマー製作で手の込んだファンタジーに仕上がっており、あんまりディスニーっぽさがなくて、意外なことに拾いもの。ストーリー自体は、まぁ、そうはいってもディズニーなので、お約束といえばそれまでだが、ジェイク=ギレンホールの身体能力に感心しているうちに話はどんどん進んでいくので、悩むようなところはまるでない。攻城戦での城壁を登るシーンに始まり、パルクール風の動きをこなすアクションは普通に高いレベルで感心する。王女役のジェマ=アータートンも黒髪だと全く違う印象で、全体にきちんと作られているという感じが漂っている。大作であろう。原作のゲームというのが、どのようなものであるかは知らないが。