DropBoxのアカウントは作ってあったのだけれど、MobileMeのiDiskが20GBもあるし、せっかくの有料サービスなんだからということで、もっぱらiDiskを利用していた。
MacBook Airを導入して母艦のMacBook Proとの連携がより重要になったことがあって、DropBoxのクライアントを再度インストールしてみたのだけれど、ストレージサービスとしては比べものにならない快適さで、iDiskよりも数世代進んでいるという印象を改めて持つに至った。たとえばScrivenerのプロジェクトファイルはパッケージの内容が複雑なので、同期のタイミングによっては不整合が起こることもあるのだけれど、DropBoxくらい反応が速ければ問題もほぼないようである。
結局のところ、Air以前の運用はクラウド共有を必要としていなかったということなのだが、しかし、こうなるとMobileMeの利用価値というのはますます低下するわけで、何しろ「iPhoneを探す」サービスも無償となってしまった今、このあたりで真のクラウドサービスという奴に生まれ変わってもらわないと困る。困ると言いつつ、サービスを更新してしまうのは見えているにして。意外にこのあたりの進歩は遅いものがあって、Appleといえども万能というわけではもちろんない。