今年は諸般の事情で年越しを茅野ですることになっていて、ちょっと早くからワインを呑み始め、例年にないくらい真面目に紅白歌合戦をみている。AKB48がやたらと幅をきかせていることと、歌唱後に「ありがとうございました」というのが作法だということは判った。「鶴」もみたが、西呑屋あるじが言うように、あれはセットというべきだろう。
今年最後に読んだ本は伊坂幸太郎の『バイバイ、ブラックバード』だった。随分と読みやすい小説で、ほんの数時間で読み終えてしまう感じだけれど、独特の作風がほどよい様式におちていて楽しい。
今年はテレビシリーズを除いても120本以上の映画を観て、本も沢山、読んだのだが、このあたりは毎年そうであって、恐らく来年も似たような展開になるのではないかと思われ、そうなるのであれば、そこそこ幸せでいるだろう。皆様もよいお年を。