で、慌ただしく茅野に帰る前、昨日に引き続き駅前のあたりをウロついてお買い物。坊やはシャレ男なので、セールを一通り眺めてなんやかんやと買い込む。このあたりの趣味は悪いがついていけない。
とはいえ、ことにGAPあたりの価格と値引きは印象的なもので、世界市場に展開しているブランドの規模の経済はやはり圧倒的なものだという印象がある。これをみるとユニクロなどが各国に進出しようというのも当然の話であり、フラット化する世界ではまず数を捌くことが競争の前提条件になりつつあって、国内小売りの競争力は相当に分が悪い。ここもまた、なかなかに大変な業界のようである。一方、そもそも流行に乗っていくこと自体、それなりにしんどいもので、この圧倒的な物量を前にすると、これからの消費というのは「定番」ということがまず重要なコンセプトになるのではないかという気がしてならない。そしてそれは衣服に限った話ではない。