今月オープンしたApp Storeだが、思った以上に使いでがよくて、意外にいろいろなアプリをダウンロードしている。有料アプリではSketchBook Proが安かったのだけれど、期間限定の文字をみて購入してしまった。
エディタやワープロをみれば取り敢えず使ってみるというのは以前も書いたけれど、マインドマップのソフトも同列であって、これまでNovaMindやらMindPieceやらをレジストしてきた。だがしかし、動作がいまいち重いとか、開発が止まっているみたいとかいう理由で、それぞれ使わなくなってしまったのだけれど、App StoreにMindNodeのフリー版があったので導入してみた。
このソフトは多機能ではないにして、細かい動作が快適という実にMacらしいアプリでノードを引き出すときの感触はたぶん細かくチューニングされていて秀逸。使っているうちに手に馴染む種類の感覚があって、なかなか良くできている。
だがしかし、フリー版にはドラッグしてノードの位置を付け替えるという機能が実装されておらず、これをカット&コピーで行う必要がある。マインドマップをパソコン上で作成するメリットというのは再構成が容易という点にあって、これはやはり必須機能ではないかと思うわけである。
で、うかうかと有料版を購入。本家の作法には沿っていないのかもしれないけれどクロス接続の機能もやっぱり便利というわけで、ユーザーを教育しつつ有料サービスに誘導するこのあたりの手法には、なかなか商売上手であることよと感心せざるを得ない。そもそもAppleにしてからが、このあたりの手練れであって、こちらもカモにされるのは馴れているのである。