この頃ではテレビを見ることがあまりないし、見るにしてもNHKということが多いのだけれど、晩ご飯を食べながらテレビをつけたら『クローズアップ現代』は数学ブームの謎とかいうテーマで、そういえば最近、数学の本を買い求めたことがあったので、何となく最後まで見てしまう。一番、面白かったのは学生時代から数学が苦手とあらかじめ言ってしまうキャスターの国谷さんのやる気のなさで、全く興味がないわねというオーラが立ち上っているのだが、番組のつくり自体かなり無理のあるもので、特に後半は数学ともそのブームともまるで関係がない。コメンテイターとして出演していたのはライターの竹内薫だったが、そういえばこの人が書いた推理小説は驚天動地という感じにヒドかったということを思い出す。