X-MEN:ファースト・ジェネレーション

white『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』を観る。エグゼビアとマグニートーの出会いと訣別をキューバ危機を舞台として描いている。ジェームズ=マカヴォイがエグゼビアを演じているのだけれど、これが後に禿頭のパトリック=スチュワートになるとは信じがたい。と思っていたら最後のほうに”I’ll be going bald”というセリフがあって、一連の映画『X-MEN』の正系にきちんと位置づけられた作りであり、出てくる屋敷も同じものだし、ヒュー=ジャックマンも少しだけ顔を出している。このシリーズって、そんなに人気があったのか。
まぁしかし、次々と個性的なキャラクタが登場するあたりはそれだけでも面白いといえば面白いし、『ダメージ』のローズ=バーンがCIAのエージェントの役で登場して、例の辛気くさい顔をストップモーションで披露してくれたりもしているのだけれど、一方でその活躍が十分に描かれているとは言い難く、ミスティーク役のジェニファー=ローレンスと並びもったいない感じ。やむを得ないことではあるが、つまり、登場人物が多すぎる。
ジェニファー=ローレンスは、レニー=ゼルウィガーが占めていたポジションを引き継ぐであろうオーラを発して、ちょっといい。