レア・エクスポーツ

cosmos『レア・エクスポーツ 囚われのサンタクロース』を観る。サンタクロースの輸出国であるフィンランドの映画で、タイトルのRare Exportsはそのままサンタクロースのことを指しているのだから、まぁ、そんな感じの黒い映画なのである。話のほうは封印された魔物と何かと即物的な大人、活躍する子役というあたりで構成されており、一歩踏み誤れば『ホーム・アローン』というところだが、ダークファンタジーとして建て付けがそれを封じているし、凝った映像は意外にカッコよくて全体として見応えのあるものになっている。悪くない。