『マイティ・ソー』を観る。原作のコミックスは読んだことがないが、いかにもアメコミ風の設定で、何となく『グリーン・ランタン』とかぶる世界観というような気がしないでもないけれど、そんなこととは関係なく、浅野忠信が主人公の仲間の一人として出ているあたりにびっくりしていたりする。ナタリー=ポートマンは、コンビのカット=デニングスと並び出番が意外に少ないあたりが残念なのだけれど、いい感じのヒロインぶりを発揮している。そういえば最近、結婚したらしいけれど。
エージェント・コールソンが全面に出てきているあたりが楽しくて、『ハート・ロッカー』のジェレミー=レナーがSHIELDの一員として登場して、弓矢を構えている。どうやらホークアイとして『アベンジャーズ』に登場するらしいのだが、それぞれの映画はそれなりとして、マーベルのこの芸の細かいスターシステムは、もちろんコミットに応じて観客サイドの面白味も増す仕組みであり、なかなかうまく出来ている。