『ピザボーイ 史上最凶のご注文』を観る。『ソーシャル・ネットワーク』のジェシー=アイゼンバーグが主人公という他は特に見どころの見当たらない映画で、とにかく散らかしっぱなしという印象の脚本は勢いだけでかなり酷いと言わざるを得ない。主人公の相棒がインド系という目新しさくらいしか取り柄がないし、登場人物は押し並べて浅慮なので、観ているうちにイライラしてくる。結末に至っても、どうするのコレという映画では久しぶり。82分と尺が短めで、個人的な事情では料理を作りながらiPadで視聴したので時間を無駄にしたという悔恨に責め苛まれずに済んだというあたりが救いだけれど、ピザの配達人が巻き込まれた実際の爆弾事件があったことを考えてもいろいろ笑えない。