半ば過ぎ 暦では7月の末日、夜の風は涼しいというよりは既に秋の気配があって、この地の夏はこれより急に歩を速めていく。わらわらと湧き出るがごとくだったカエルたちも、妙に貫禄をつけている。 共有:TwitterPrint