特に目的があるわけではないのだけれど、基本的には既に高校生である子供たちの財布としてこの行動に付き合うかたちで渋谷、神田、秋葉原をウロつく。
明治大学近く、小川町のあたりで昼メシを探すも、ゴールデンウィークの近辺は営業している店が少なくて、ちょっと怪しげな台湾料理屋に落ち着く。狭い階段を上った入り口で食券を買い求めるという結構、お得な値段のランチ定食ではあるものの、出て来た料理はしっかりとした異邦の味がして、もちろん化学調味料も奢ってはいるもののそこを含めて期待通りという乱雑なコストパフォーマンスの良さがあって堪能する。ボリュームの多さはさすが学生も多いという土地柄とみえて、何かと満足感が大きいのである。
そして週末の秋葉原は、歩行者天国を既に人外となった者どもが闊歩する相変わらずのカオスぶりで、人混みに揉まれているだけで疲れる。尻尾を巻いて帰宅。