Microsoftの謹製キーボードとマウスを、バッファローのBluetoothドングル経由で使っていて、接続自体には特に問題なく、チャタリングなどの不具合が起きることもなかったのだけれど、ちょっと目を離すとすぐに接続を解除してしまう性質があって、多少鬱陶しいと思いながら、やはり会社でもMacを使いたいと考えていたのである。
バッファローのBluetoothアダプタはMotorolaのスタックを使って接続するドライバーが付属しているのだけれど、思い立ってこれをアンインストールし、Windows純正のドライバー類で認識させてみたところ、Microsoft Wedge Touch Mouse用には横スクロールができるようになるユーティリティなんかも自動で導入されて、そもそもの繋がり具合もトルクが大きくなったような感覚で大層、按配がいい。これによりログオン時の認証画面からワイヤレスキーボードが使えるようにもなって、当たり前といえば当たり前なのだが、使い勝手が大幅に向上したのである。
であればこそ、このあたりでMicrosoftもアップル以降の動きにならい、そろそろハードウェア統合の方向に舵を切っても不思議はないと思ったのだが、タブレットではそれが起きているのであり、そもそもPCは年率10%近くで縮小が予想されている市場なので、そんな労力を割くような対象ですらないということを思い出して頭の風通しがよくなる。