Arm64

忙しいといってもおかしくない状況にあるのだが、仕事用の環境をArm64ベースに移行するためのあれこれを検討している。ゼロトラストのサービスであれば特に気にするようなところもないのだけれど、レガシーを乗り越えるにあたっては思いがけない躓きもあったりして一筋縄では行かない。思うに、世界がクラウドに向かおうとする真の理由はここにある。

この日、国際原子力機関のグロッシ事務局長は福島原発を視察する。それに合わせ、政府はそのIAEAに30億円の拠出を表明する。外見的には国際機関の中立性を損なう振る舞いだということを意識する人間はいなかったのであろうか。深夜、福島沖を震源とする震度5弱の地震が起き、原発の事故現場付近を揺すって心胆を寒からしめる。

麻疹

にわかに麻疹の流行を心配する報道が増えている。その感染力を考えれば、もうかなりの範囲に広がっているに違いないのだが。この場合は、抗体を持つ人がどの程度、集団に含まれるかが感染の拡大をコントロールすることになる。

このところ忙しいのだが、地元のあれこれがそれに輪をかけて遅く帰宅。こうなると飯食って、寝るという感じになっている。生活とは。

この日、昼過ぎからこの冬、3回目の本格的な雪となる。もうそろそろタイヤの交換の算段も始めるというタイミングなのだが、気温も上がったり下がったりというこの気候は油断がならない。このあとは爆弾低気圧の南下によって台風並みの風が吹くという話で、明日の朝は凍結した路面に難儀することになる。

『舟を編む』の第4話を観る。辞書の図表のエピソードは、オリジナルの内容だと思うのだけれど、この物語の世界観にあった話で、またも大いに感心する。シリーズ構成もよく考えられていると思うのである。

自省録

『自省録』を読んでいる。もちろん、自省録といえばマルクス=アウレリウス・アントニヌスのものであり他にない。そして、その世界観において物質と人間は還元的なものとして語られ、世界の理解は現代とそれほどの差はないのではないかという気がしてならない。

この日、東日本大震災から13年。失われ戻ることのないものがあり、回復の果たされた傷もあるが、原子力発電所の事故については、40年という現時点での目標を達成できる速度で収束には向かっていないようである。これまでと同様、膨大な労力はただ無為に投じられることになる。

終電

半年ほど続いた研修の最終回が終わって、最終のあずさで帰宅。特急券発行済みという表示となっている座席が、こうも空席ばかりである事情は何なのだろうと考えていたのだけれど、いつの間にか寝てしまう。

舟を編む

『舟を編む 私、辞書つくります』の第3話を観る。引き続き脚本もよければ、撮影もいいという按配で、まぁ、面白い。オリジナルの変奏も、このレベルであれば世界の奥行きを一層、深くしようというものである。おすすめ。

この日、夕方近くなってから雪が降り始める。今シーズン3度目の積雪となり、翌日の昼まで振り続ける予想なので、高速道路や国道はふたたび閉鎖される可能性がある。さきの例では、通勤路の一部に難ありという感じだったので、明日は在宅勤務にしようと心に決めているところ。

スロースリップ

千葉沖での有感地震が続いている。いわゆるスロースリップというプレートの動きにともなうもので、それはしばらく続くことになるだろう。ことによったら大きめの地震をもたらすことも考えられるが、現時点でそれを見通すことができるものはどこにもいない。

一晩中降り続いた雪は10センチを超える積雪となる。雪質は柔らかく一方で水分の多いもので、日中の気温が上がったことで路上からは速やかに融けなくなる。