この日の東京市場は1,000円以上の値上がり。バブル以来34年ぶりの高値を記録する。経済全体の成長見通しが変わってきたというわけではないから、これは相対的なものだと考えれば、中国の先行きに対する懸念はいよいよ本格化して、資本の偏在に変化が起きているということではなかろうか。全体的にはエンジンの喪失と長い停滞をイメージさせる。そしてこの市場の効果によって、さまざまな経済格差はいよいよ拡大していくことになる。2024年はその節目として記憶されるのではあるまいか。
日々
ファミリー
この日は明け方に雪が舞う。日が昇る前に、粉砂糖を塗したような着雪となるが、これから先はやや暖かくなるようだ。春めいた気温になるようだから、全体的な高気温の傾向は続いているのである。一昨日、久しぶりに諏訪湖畔に行ったのだけれど、湖面凍結には程遠い状況で、地球沸騰化の時代に、いわゆる御神渡りは過去のものとなるのではなかろうか。あるいは、気候の激甚化によって、異様な寒波に襲われることもなくはないとして。
『さようならマエストロ』は直近の第5話まで視聴してオンエアに追いつく。もちろん、日曜劇場であれば当然ということになるのかも知れないけれど、バラバラになった家族が再びひとつになろうかという王道の展開で、しかし典型的な核家族への回帰が目指されるというのであれば、この多様化の時代にずいぶん古臭い家族観だという気がしなくもない。
脱落
ネットに浮遊する飛ばし記事を読むことはほとんどないのだが、本日は観るのをやめた今クールのドラマという趣向につい引っかかって、内容を一瞥してしまう。アンケートを装いながら、雰囲気で創作をあげつらう意図が明らかで、何なれば脱落した視聴者はどんな作品にも存在するだろうし、まぁ、適当なカウントダウンをしているだけの内容なのである。まったく空疎であっても記事として成立するあたりが空恐ろしい。
ウクライナでは総司令官が解任され戦局は混迷を深める。ガザでの作戦行動は継続しているがニュースの流量は極端に減って、それに応じて世界の関心も低下していると見える。
DAY3
朝の通勤路はそれなりに除雪が入って心配なところもない感じ。日中の日差しが路面の雪を取り除き、路肩に残雪が堆積しているという様子で普通に走行できるのだが、早朝は路面の凍結を心配してか、異様に低速で走る車があって完全な日常ではない。長く続く追い越し禁止の下り坂を上限20キロで走行するというのも、それなりに強い意志が必要だと思うのである。あれは何だったのか。
様子見
結局、月曜日の雪の影響による高速道路の通行止めは前の日の夜まで続き、朝方の冷え込みもあったのでこの日も在宅勤務として様子を見る。日中は日差しがあったので、路上の雪も概ね溶けたみたい。路傍の積雪はしばらく残ることになるだろう。
最近、会社でのコロナ感染の報告が再び増えていて、しかし情報があまりないので県の定点観測情報を確認して1月末からのピークが高止まりで推移していることを知る。この季節に若年層での増加が見られるようだから、特に受験生は慄いているのではあるまいか。何しろ、罹患した人の話では、症状が軽いということはまるでなく、調子の悪さもあとをひくという話である。
南岸低気圧
いわゆる南岸低気圧の影響で昼前に降り始めた雪は、夜になって10センチほども積もる。大雪というほどではないのだが、警報が発せられて高速道路はもちろん、茅野市を通る国道は予防的に通行止めとなる。一瞬の判断の遅れが致命的になるとはこのことで、まだ降り始めだと思って油断していたのだが、帰路の高速道路は直前のタイミングで封鎖され、峠を越えて国道が閉ざされる前にはなんとか帰りつく。以前の大雪で、立ち往生したトラックで道路の復旧に数日かかって以降、このあたりの管理事務所は予防的措置に情熱を注いでおり、容赦なく通行止めを打ち出してくるのである。しかし、どうしろというのか。
この雪はあと数時間で止むという予報だけれど、もちろん朝の路面凍結と不可避的な渋滞こそ問題であって、今から在宅勤務を決め込んでいる。
半年
N-ONE RSの6ヶ月点検でディーラーまで。教習所ぶりにマニュアル車に乗っているわけだけれど、半年で7,000Kmほど走って感覚的なものはほぼ習得できた感じ。MTのほうが面白いという通説には一理あって、まず、眠気が来るということはないので、テンションのレベルが違うのである。
Apple Vision Proが米国で発売され、実使用でのレポートがいろいろ上がっているけれど、ARの仕上がりはさすがAppleの新製品というレベルのようで、これまた新たなメルクマールとなるだろう。しかし、現時点では、どうしたってディストピア感が漂う。