第10波

この前日、第5類移行後はよくわからなくなった感染拡大についての注意喚起が、再び会社でもあって、コミニティのなかでの集団的な発症事例が各所で観察されているのだろうと思う。久しぶり、NHKのニュースでも感染の拡大が起きているという話を扱っていて、いわゆる第10波のピークはかなり大きくなっているはずだが、何しろ全力で不可視化された結果、そんなことを今さら言われてもというのが社会の状況であるだろう。

しかし、周辺の事例では、予後はあまりよくなさそうだという印象があり、もちろんワクチンの重症化防止効果も既に期待できないだろうから、このインパクトはそれなりの重さとなるのではなかろうか。

WEO

1月の終わり。この日、IMFは2025年までの経済成長の見通しを明らかにする。全体としてはソフトランディングの可能性を認めつつ、アメリカと中国は趨勢として成長が鈍化する見通しで、この時間帯の雰囲気をよく表している。世界は危うい均衡の上にある。

FRBは直近のインフレ期待の低下に期待を示しつつ、しかし5.5%近い政策金利の水準を維持することに決める。こうなると、まるでババ抜きのように、このバランスを打ち壊すのは何かというのが当面の関心か。それは突発的なイベントとして出来しそうな気もする。

執筆中

引き続き文章を書いている。すでに予定枚数はオーバーしており、いったん形にしたうえで内容を削り込む作業になると思うのだけれど、締め切りまで1ヶ月ほどあるので精神的な余裕は大きい。とはいえ、2024年ももうひと月過ぎたというので驚いているところ。

マイリスト

Netflixや他の動画配信サービスでも、基本的にマイリストには登録をしない運用をしているのだけれど、このところ習慣的な視聴の習慣がどこかに行ってしまったので、せめて憶えておこうとピン留めした作品が溜まり始めている。結局のところ、消化は追いつかないので、どこかでピンを外すことになるのだから、あまり意味がない上に精神衛生にもよくないと反省している。

デジタルコレクション

国立国会図書館のデジタルコレクションで昭和20年代に出版された本の写しを利用している。利用者登録をしたのは、ずいぶん前のことなのだけれど、絶版の図書を切実に調べる必要というのは、そうはないのだけれど、このたび論文ぽい文章を書かねばならなくなったので、この調べ物に大いに重宝している次第。税金はこのようなところにより多く使って欲しいと願うものである。正味な話。

そして呻吟のうち、何となく論述の方向が見えてきたので、いろいろありがたい。

二日酔い

いい年をして今さら二日酔いになるほど酒を飲むというなど恥ずべきと言ったほうがいい愚行だが、その愚行をどうもやめられないでいる。いや、つらい。これが繰り返されることはないという決意のために、ここに記すものだが、人類の歴史においてその方法は見つかっていないといえばその通り。

X

たまたまペケッターのフォロワーが2万人を超えるという人の話を聞く。そのくらいの規模になると、なるほど簡単にアカウントを放擲するわけにもいかないのだろうなと思って、みると普通に営業中という感じ。かくのごとくして、かのSNSは依然、成り立っているということなのか。当方といえば、たまに巡回して様子をみるけれどインプレッション狙いのアカウントが幅を利かせていて、やはりだいぶ文化は変容したと思うのである。

『砂の上にも花は咲く』は最終回の一歩手前。徹頭徹尾、静かな雰囲気の話ではあるけれど、クライマックスにかけて対話の密度は高まる。この雰囲気はとてもいい。もともと、演出の方法は卓越していると思っていたのだけれど、いろいろ大したものである。刮目して最終回を待つ。