またしても新しいライティングツールを導入してしまったのである。以前のバージョンのUlyssesも使ったことはあるのだけれど、Yosemite以降のOS Xデザインに合わせて刷新された2.0は全く異なるソフトウェアとして書き直されていて、ややテキストよりのScrivenerという印象で、思ったより軽快に動作していい感じ。
外部フォルダを指定するとその配下のファイルをメールのような感じでカラム表示してくれる機能があって、simplenoteのようなものだけれど任意のフォルダを使うことができるというのがミソでなかなか使い勝手がよい。
円安の影響でちょっと価格は上がっているけれど、これはアタリのソフトであろう。

なんだかんだと言いつつ、MacでもOfficeというのが最近の傾向であり、特にプレビュー版の進捗は楽しみで、iOS版に近いイメージとなった外見も気に入っているのだけれど、さすがに製品版ではない以上、この上なく機嫌の悪くなることもあって、昨日あたりはCommand+Sで保存をするとクラッシュする事象が頻発し、笑うに笑えず、どうやらまだまだ道は遠そうである。

いろいろあって手元にAirMac Expressが一台あまったので、これまでMacBook Proに直接、繋いでいたBoseのスピーカー接続をAirPlay経由に変更してみる。もちろん、OS Xのことだから大した苦労もなく接続はできるわけである。メニューバーのスピーカーアイコンをOptionキーを押しながらクリックすると、内蔵スピーカーかAirPlayかを選択できて便利。音質はといえば、そもそも有線接続との違いがわかるほど耳がよくない。最近は今さらという感じでサカナクションをよく聴いている。

iPhoneを6 Plusに替えて以来、iPadとの棲み分けの方向を漠然と考えていたのだけれど、思い切ってPlusに統一してみる。ミニマルデザインを突き詰めた機器を複数持って使う態度には矛盾が内包されているわけで、iPadを廃止を考えているひとは案外、多いのではあるまいか。結局のところスキマ時間に使うのであればiPhoneのほうが便利だし、あれやこれやと使うには人生は短すぎる。

ライブラリの移行問題で途方に暮れて、ちょっと放置気味だったOS Xの新しい写真アプリを集中的に弄ってみたのだけれど、無論のこと所詮、素人というレベルであれば十分すぎる機能が備わっているので、写真の調整といってもちょっと手を入れるくらいという当方の使い方であれば十分、満足がいく。

Mac Office 2016のテストドライブは特に不具合もなく動いていて早速、Excelがアップデートしたりしているけれど、このじわじわとした改善をみていると正式版でもあまり変わったところはない仕上がりになると思われ、結局のところWindows版Officeに近似していく方向みたい。Microsoftとしては正しいのだろうけれど、期待していたのとはちょっと違って、iWorkもろくに進歩しない今日、Office系スウィートの行き詰まりを感じざるを得ない。

で、肝心のApple Watchについては実を言ってほとんど関心が向かわないのである。これはiPadのときにも1年以上、必要性を認めなかった例があるから、結局のところ体験をするかしないかの問題であり、自分がアーリーアダプターでなくなっていることが意外ではあるけれど、おそらく2年後には買い求めているであろう。